はじめに
「さあ出かけるよ〜!」
──この瞬間、子どもの表情が一変。
靴を前に固まり、やがて床にぺたんと座り込み。
「いや!」
「はかない!」
「だっこー!」
はい、今日も“靴戦争”開幕です。
育児をしていると、一見ちょっとした支度の時間が、
まるで長編ドラマのように濃密なバトルになることがありますよね。
でも、靴を履きたがらないのは単なるワガママではなく、
「発達」「感覚」「心理」の三つが関係しているんです。
元教員であり、ガチ主夫として毎朝戦場をくぐり抜けてきた私が、
“泣かせず・怒らず・遅刻せず”に乗り切るための教育的ガチ対応をお伝えします。
なぜ子どもは靴を履きたがらないのか?
① 感覚過敏や違和感
靴下の縫い目や素材の感触、靴のフィット感に違和感を覚える子も少なくありません。
まだ身体の感覚が敏感なので、少しの違いが大問題になることも。
② 「自由を奪われる」感覚
家の中では裸足で自由。
外に出る=“靴を履いて縛られる”という感覚を持つ子もいます。
靴を履く=「遊びが終わる」「束縛される」と感じているんですね。
③ 外出そのものが気分じゃない
靴を拒否する=「出かけたくない」のサインの場合もあります。
たとえば眠い、疲れている、機嫌が悪い――
その感情を「靴イヤ!」という形で表していることもあります。
元教員パパのガチ失敗談
ある朝、急いでいた私は、
「早くして!」「もう出る時間だよ!」
と声を荒げ、
最終的には“半泣きで靴をはかせる”という力技に出ました。
しかしその結果、息子は玄関で泣き崩れ、私も出勤(当時は学校)ギリギリ。
この瞬間に気づいたんです。
「子どもに“靴を履かせる”んじゃなくて、“履きたくなる”仕掛けが必要なんだ」と。
教育的ガチ対応法

① 靴を“選ばせる”
親が「これ履きなさい」ではなく、「今日はどっちの靴にする?」と選択肢を与えるだけで、子どものモチベーションは変わります。
自分で決めた=責任と満足感がセットになります。
② “遊び”に変える
「靴さんが足を探してるよ〜!」
「どっちが早く履けるかな?競争しよう!」
ただ履かせるより、“ゲーム的演出”を加えると効果抜群。
うちの息子には、「靴の刑事ごっこ」がガチでハマりました(笑)
(※片方の靴を“探偵役”にして、もう片方を“事件の靴”として探す設定)
③ 靴を履く前の“準備ルーティン”を作る
「トイレ → 手洗い → 靴下 → 靴」のように流れを固定。
毎回同じ順番で繰り返すと、“履くタイミング”を身体で覚えます。
ルールではなく“習慣”にするのがポイントです。
④ 外出の“楽しみ”をリンクさせる
「靴履いたら〇〇行けるよ!」ではなく、
「靴を履いたら、どんな風が吹いてるかな?」
「今日の公園、どんぐり落ちてるか見に行こう!」
目的を“ごほうび”ではなく“体験”に変えると、
子どもは自然に前向きになります。
声かけの具体例
- ✕「早く履きなさい!」
→ 〇「今日はどっちの靴が“行きたい気分”かな?」 - ✕「もう遅れるよ!」
→ 〇「靴さん、置いてかれちゃう〜!」 - ✕「いい加減にして!」
→ 〇「この靴、昨日より速く走れそうだね!」
主夫ガチ勢コメント
靴問題って、ほんとに地味で地獄(笑)
でも、これって「子どもの自立」が始まった証拠なんです。
「履かせてもらう」から「自分で履く」へ。
その切り替えの途中で、抵抗が出るのは自然なこと。
だからこそ、親の“イライラ”を減らすためにも、「履かない=ダメな子」ではなく「成長の途中」と受け止めたい。
とはいえ、忙しい朝にそんな余裕あるか!という声もわかります。
(私も朝は完全に“戦場モード”です。)
だから、完璧を目指さなくていい。
ガチで大事なのは、“機嫌よく出かけられた”という結果です。
靴が左右逆でも、笑顔で出られたらそれで100点。
まとめ
- 靴を履かないのは、感覚・心理・発達のサイン
- 「履かせる」より「履きたくなる」仕掛けを
- “ガチで完璧”より“笑顔で出発”が本当の勝ち

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