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算数の割合が苦手…元教員が語る“つまずきの正体”とガチ理解の道!

高学年になると急に増える相談のひとつが、
「算数はそこそこできるのに“割合だけ”全然ダメなんです…」
というものです。

実はこれ、元教員の現場感覚で言うと
「高学年の算数つまずきトップ3に確実に入る」くらい、めちゃくちゃ多い悩みです。

なぜか?
理由はシンプルなんです!


目次

1. 割合が苦手になる理由は“算数の中でも別ジャンル”?

割合は「算数」というより、抽象思考×比の世界

計算の得意・不得意とは別軸なんです。

たとえばこんな特徴があります。

① イメージできるかどうかで勝負が決まる

「元の大きさの○割」
「20%増し」「30%引き」
これらは図を描けるかどうかで理解度が天地の差。

頭の中で“量が変化していく様子”を描けないと、一気に迷子になります。

② 言葉と数の両方の理解が必要

文章問題では

  • “AはBの3割にあたる”
  • “BはAの何倍ですか”
    など、言い換え・関係性の整理が必須。

どうですか?大人でもなかなか手ごわいと思いませんか?

文章をイメージ化できないとなかなかつらいものがあります。

ここが苦手だと式を立てられない。

③「小数・分数・比」が全部絡む

割合は“複合単元”なんです。
一つでも弱いと一気につまずく。

だから、
「割合だけ苦手」=“理解回路がまだつながっていない状態”
という捉え方が正解。


2. 元教員は見た!割合がガチ苦手な子に共通する3タイプ

実際に現場で見てきた子を3つのタイプに分けると、解決が一気に楽になります。


タイプ①:公式だけ覚えて“中身が空っぽ”タイプ

例えば「み・は・じ」だけ丸暗記しているケース。

「み・は・じ」とは、み=道のり、は=速さ、じ=時間 の頭文字の事で、
速さ=道のり÷時間
「速さ」は「道のり」を「時間」で割って求める!という公式を覚えるための技の一つ

一方、割合を導き出すには

「割合=部分÷全体」

という公式になるけど、公式だけ暗記しているので立式できない場合が多いんです。

  • “どっちが全体?”で迷子
  • 数字を見た瞬間に手が止まる

公式が悪いのではなく、
概念より先に公式を与えられたせいで脳が混乱している状態。


タイプ②:図が浮かばず“頭の中が真っ白”タイプ

文章問題になるとフリーズする子に多い。

「○割をかける」と言われても、量がどう変化しているのかが見えない。

このタイプは
図解トレーニング1週間で劇的に変わることが多い。


タイプ③:小数・分数が微妙に不安定タイプ

高学年で増える。

  • 0.3と3%の関係
  • 1.25倍と25%増のイメージ
  • 0.8倍=20%引き の感覚

これが曖昧だと割合問題の半分が「???」になる。

割合の理解というより、
前提の計算・変換が曖昧なだけのケースも結構ある。


3. 元教員が断言!割合は“概念→図→計算”の順で理解させる!

ここが超重要ポイント。

割合が苦手な子は、
いきなり計算に連れていかれたことで迷子になっている。

だから今日からはこの順番で進めてほしい。


4. 今日からできる“割合克服ロードマップ”


ステップ①:割合を「料理」と「買い物」で理解させる(概念ガチ固め)

家庭学習で一番効くのがこれ。

  • 砂糖を「いつもの6割」にする
  • パスタを「1.2倍ゆでる」
  • スーパーで「20%引き」を計算してみる

割合は“生活の中に転がっている数学”なので、
机の上より実体験の方が圧倒的に頭に入る。

生活×算数の融合は元教員ガチ勢の王道メソッドです。


ステップ②:図を描く練習を5日間だけやる(図解ガチ固め)

やるのはこれだけ。

  1. 元の量を四角で描く
  2. それを10等分してみる
  3. そのうち何個分?と数える
  4. ○%なら“100で割って×◯”の操作を図にのせる

教室でも家庭でも、これをやると
1週間で「割合ってそういうことか!」と表情が変わる

図が描けるようになれば、文章問題への恐怖心がほぼ消える。


ステップ③:小数・分数・%の変換練習をセットで行う(計算ガチ固め)

高学年は「計算力がある=割合ができる」ではありません。

やってほしいのはこれ。

  • 0.3=30%
  • 1.1倍=10%増
  • 0.75=75%=3/4

この“変換セット”が自然に出てくるようになると、
割合問題の理解が爆速で進む。


ステップ④:やっと文章問題に行く(最後でOK)

多くの子はここから始めて失敗する。

文章問題は、
概念・図・変換の3つが揃って初めてスッと解ける。

だから文章問題は最後に回せばいい。


5. 割合だけ苦手な子の“伸びどき”は意外と早い

元教員の肌感で言うと、
割合の理解は“気づき”が起きると一瞬で伸びるケースが多い。

たとえば、

  • 図が描けるようになった瞬間
  • 1.2倍=20%増の関係をつかんだ瞬間
  • 「全体」がどちらか分かった瞬間

こういうタイミングで一気に安定する。

伸びしろは大きいし、
「算数が苦手…」と落ち込んでいた子が急に自信を取り戻す単元でもある。

むしろ、得意単元に化けるケースも多い。


6. 親がやってはいけない“割合NG声かけ”

  • 「なんでこんな簡単な問題ができないの?」
  • 「ほら公式でしょ?」
  • 「ちゃんと教科書見なよ」

割合が苦手な子にとってこれは“痛恨の一撃”。

割合の理解は
「分かっていない子が悪い」ではなく「概念から順に積んでいないだけ」
です。

ここを分かってあげるだけで、子どもの表情は本当に変わる。


まとめ:割合が苦手な子は“概念→図→計算”の順番で考える!

割合だけ苦手な子は本当に多いし、
それは才能でも能力でもなく、
「ちゃんと順番に学べていないだけ」という単純な理由がほとんど。

今日からできることはたくさんあります。

  • 生活で割合を使う
  • 図を描いて視覚化する
  • 0.3=30%みたいな変換を鍛える

この3つをやるだけで、驚くほど変わります。

そして何より——
割合を理解できると算数の楽しさが一段階上がる。
得意単元にひっくり返ること、珍しくないです。

親のあなたも、一緒に「おお、なるほどね!」と感じながら進めてみてください。
その“寄り添い”が、高学年の伸びをガチで加速させます。

【小学校高学年の勉強全般についてのお悩みまとめ記事↓】

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