高学年になると、
「このまま今の塾でいいの?」
「うちの子に合ってる?」
「塾、変えたほうが伸びる?」
という悩みが本格化します。
実際、私が教員として保護者面談をしていたとき、
塾に関する相談は“学習相談のトップ3”に入っていました。
しかし、多くの保護者が
“感覚”や“成績の上下だけ”で判断しがちなのですが、
それでは判断を誤ることがあります。
そこで今回は、
元教員として子どもを1,000人以上見て分かった
「塾を変えるべきか」の超具体的な基準
を解説します。
読み終わる頃には、
「うちの子は“今の塾継続”でOK」
「いや、これは“塾チェンジ”案件だな」
が、ハッキリ見えるようになります。
【ステップ①】塾は“合う・合わない”がすべて
勉強は「どこで学ぶか」より
“誰から学ぶか”が成績に直結します。
これはガチです!
同じ教材でも、同じ板書でも、
合う先生なら子どもはガチで伸びます。
合わない先生なら、自信を削られ続けます。
保護者の視点・料金の比較より、
子どもの反応こそ最重要。
これが前提です。
【ステップ②】転塾かどうかの“6つの判断基準”
【基準①】帰宅後の表情・テンション
一番信頼できる指標です。
✓ 塾のあと、明らかに暗い
✓ 無言で部屋に入る
✓ ため息が増えている
✓「疲れた…」「無理…」が増えている
これは
「塾の環境に合っていない」強いサイン。
逆に、
✓ 帰宅後、話す
✓ 内容を説明しようとする
✓ 少し疲れていても満足そう
これは合ってる証拠。
子どもの“心の動き”は本当に正直です。
【基準②】授業スピードと理解度が離れていないか
元教員だから断言できます。
「理解スピード」と「塾の授業速度」のズレは、
もっとも大きな“つまずき製造機”です。
- 進むのが速すぎる
- 逆にスローペースすぎて退屈
ズレが起きると、
やる気が急激に下がります。
塾チェンジの必要性が高いケース:
- 分からないまま帰宅する日が5日中3日以上
- 家での宿題が機械作業化
- 「何が分からないか分からない」状態が続く
これは、塾のペースが合っていないサイン。
【基準③】先生との相性
これは子どもが絶対に口にしません。
でも、学習意欲に最も影響します。
相性が合わない時のサイン:
- 指名されると緊張して固まる
- 一度注意されたのを忘れられない
- 質問に行けない
- 先生の前で萎縮している
- 家で先生のネガティブワードが増える
逆に、相性がいいときは
- 先生の話を家で再現する
- 宿題がはかどる
- 授業の内容を話したがる
子どもは“好きな先生”の教科が伸びます。
これはガチです。
【基準④】席・周囲の環境が合っているか
塾は学校以上に“席ガチャ”の影響が大きい。
- 隣の子がうるさい
- 近くの子が早すぎる
- 一軍・静かなグループに挟まれて緊張
- ある子と関係が悪い
こんな環境だと、
理解度以前に“居心地の悪さ”で学習が崩れます。
塾に席替え交渉できるかどうかも大きい。
(親ではなく子ども自身が相談できる雰囲気が理想)
【基準⑤】塾の宿題量が適切かどうか
宿題量が合っていない場合――
確実に成績は落ちていきます。
量が多すぎる
→ 疲弊 → 質が落ちる → 理解が落ちる → 自信が下がる
量が少なすぎる
→ 復習が不十分 → 成績が伸びない → やる気が下がる
理想は
“45〜60分で終わる+子どもがほどよく達成感”。
60分を超えるなら改善を相談してもOK。
改善できない塾は“合っていない”可能性が高い。
【基準⑥】成績の伸び方の“質”を見ているか
ここが最重要。
成績は「点数」ではなく“伸び方の質”を見るべきです。
例えば、
① 得意科目がさらに伸びている
→ 合ってるサイン
② 苦手科目の“理解の土台”が育っている
(文章読解・計算の正確性・復習の姿勢)
→ 最高に合ってる
③ “点数だけ上がる”は危険
・テクニック頼り
・単元理解が浅い
→ 中学でガタっと落ちるタイプ
④ 3ヶ月以上停滞している
→ 塾チェンジを検討するタイミング
子どもの伸び方は、
“グラフの形”を見ると分かりやすい。
【ステップ③】転塾のタイミング=3つの“流れ”で判断する
塾を変えるときにいちばん大切なのは、
“勢いで決めないこと”。
元教員として最も推奨するのは、
以下の“3段階チェック”。
【チェック①】3〜4週間、様子を見る
人間は環境変化に弱い。
塾でも“慣れない期”は必ずあります。
- 新学期
- 新しい席
- 単元の変わり目
この時期は、誰でも一時的に崩れます。
だから、
3〜4週間は“変化の揺れ”として見守る
これが鉄則。
【チェック②】原因を特定する
原因は5つに分類できます:
| カテゴリ | 例 |
|---|---|
| ①人間関係 | 先生・友達・席 |
| ②ペース | 速い/遅い/宿題量 |
| ③内容の理解 | 単元難化(割合・文章題など) |
| ④体力 | 疲れ・睡眠不足 |
| ⑤モチベーション | 目的喪失・成功体験不足 |
原因が確定したら、
先に“改善”を試すことが必須。
改善が効く場合は変える必要なし。
改善が効かない場合は、チェンジが最適。
【チェック③】“子どもが納得しているか”
子どもがこう言ったら塾チェンジの相性◎:
- 「ここなら分かりそう」
- 「前の塾よりいいかも」
- 「先生が優しい」
- 「ペースが合ってる」
逆に嫌がるなら、
無理に変えると逆効果。
【ステップ④】転塾で“ガチで伸びる子”の特徴

元教員としてのリアルですが、
塾チェンジで爆伸びする子にはある共通点があります。
①先生との相性に左右されやすいタイプ
相性さえ合えば別人級に伸びます。
②周囲の空気に敏感なタイプ
静かな環境が合う子
賑やかな方が合う子
勉強は“空気の相性”がガチで大事。
③テキパキ解説より丁寧な説明が好きな子
塾で一気に理解が進むタイプ。
説明のスタイルが刺されば一気に伸びます。
④「比較」に弱い子
新しい環境の方がリセットできて楽になる。
【ステップ⑤】転塾の前に“絶対にやるべきこと”
①体験授業は2回以上
1回では判断できません。
テンションの問題があります。
②相性チェック:3つの質問
授業が終わったあと、子どもに聞くべき質問。
- 「先生の話、聞きやすかった?」
- 「質問しやすそう?」
- 「この塾“疲れ方”どう?」
返答でほぼ決まります。
③塾の宿題サンプルを見せてもらう
ここで“量”と“難度”が合わない塾は、早期除外。
【ステップ⑥】転塾の際の注意点(超ガチ版)
①時期は「単元の区切り」で
単元の途中で変えるとつまずきの原因に。
変えるなら:
- テスト後
- 連休前
- 単元の切り替わり
- 春・夏・冬の講習前後
このタイミングが最適。
②「辞め癖」にならないように注意
辞める=逃げ
ではありませんが、
“嫌なら辞める”が習慣化するのは危険。
大事なのは、
辞める前に“改善”を試したかどうか。
試してからの決断は“成長”につながる。
【まとめ】転塾は子どもの心を判断基準に!
塾チェンジは「保護者の決断」ではなく
“子どもの学びの質を最適化するガチ選択”です。
- 表情
- 授業の理解
- 先生との相性
- 宿題量
- 成績の伸び方の“質”
- 子どもの納得感
これらが揃っていないなら、
塾チェンジは“伸びるチャンス”。
逆に、改善で立て直せるなら、
今の塾で続けてOK。
どちらを選んでも、
ポイントはただ一つ。
「子どもの心が前を向ける環境」を選ぶこと。
これがガチで成績を伸ばす唯一の方法です!
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