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高学年は通信教育で伸びる?元教員が語る「向き・不向き」とガチポイント

通信教育は昔と比べて驚くほど進化しました。
紙テキスト中心だった時代から、
いまは 動画授業+AI演習+個別フィードバック が主流になり、
“家庭だけで学校レベルを維持・強化する”ことが十分可能になっています。

しかし——
全員が通信教育で伸びるわけではありません。

元教員として小中学生を数百人単位で見てきた結論は、
通信教育で伸びるかどうかは 「子どもの特性×家庭の環境」 が9割を決める、ということです。

この記事では、

  • 通信教育で伸びる子の“具体的な特徴”
  • どの発達段階の子が相性がよいのか
  • 通信教育を最大限いかす家庭の関わり方
  • 通信教育で伸びない子の共通パターン
  • 通信教育を“成功させるためのルール設計”

まで、深く・専門的に・実用的にまとめます。


目次

通信教育で伸びる子①自分のペースで進めたいタイプ


このタイプの子が抱えている“学校授業のズレ”

学校の授業は“全員足並み”が前提です。

  • ちょっと早く理解した
  • もっとゆっくりやりたい
  • 一人で集中したい
  • まとめて学びたい

こうした子に学校の進度は合わず、
学力はあるのに“授業がストレス”というケースが多々あります。

通信教育は

  • “自分の理解速度”
  • “その日の集中量”
  • “やる気の波”

を尊重できるため、
学校よりも効率よく学習できます。

専門的に言うと…

発達心理学的には、
このタイプは 「自己調整学習(Self-Regulated Learning)」の萌芽が強い子

  • 自分で進度を調整したい
  • 自分の学び方を選びたい
  • ひとりのほうが集中できる
  • 自分の理解を自分で確かめたい

——こうした“自分の学習を管理する感覚”が強く、
通信教育の「自由度」がそのまま伸びにつながります。


通信教育で伸びる子②短時間で終えたいタイプ


長時間学習が向かない子ほど、通信教育がハマる

事実として、小学生の集中力は
年齢+1〜2分程度と言われます。

つまり、小5でも 10〜15分続けば優秀

学校の45分授業のほうが、実は集中しきれません。

通信教育は

  • 1回5〜10分で区切る
  • 演習が小刻み
  • すぐに答え合わせ
  • すぐに次のステップへ

という作りになっており、
短時間で効率的に“成功体験”を積む構造になっています。

短時間学習が伸びにつながる理由(専門的解説)

  1. ワーキングメモリの負荷が低い
     短時間だと認知的負荷が減り、理解の質が上がる。
  2. 達成感が細かく積み上がる
     小さな成功体験が“自己効力感”を強化する。
  3. 飽きにくい・疲れにくい
     「続けられる学習」が最強の学習になる。

特に、
「机に長く座っていられない」
「集中の波が激しい」
という子は、通信教育のほうが高確率で伸びます。


通信教育で伸びる子③動画で理解が進むタイプ


想像以上に“動画理解型”の子は多い

全体の3〜4割の子は、
教科書の文字より 「動き・図解・実況説明」 のほうが理解しやすいタイプ。

学校でも、

  • 黒板説明 → 全然ピンとこない
  • 図を描いたら急に理解
  • 友達の説明で理解
  • YouTube学習動画で理解

というケースが本当に多いです。

通信教育は
指導力の高い講師の動画

AIの個別練習
がセットになっているため、

“わかる”スピードがとにかく早い。


なぜ動画授業は理解しやすいのか?

専門的に言うと、
動画は マルチモーダル学習(視覚+聴覚) が働くため、

  • 言語情報
  • 視覚化情報
  • 図形・アニメーション
  • 強調表示

が同時に入ることで、
脳内の理解回路(特に前頭前皮質)が強く活性化します。

特に算数や理科では“視覚情報”が入るだけで
理解率が跳ね上がります。


通信教育が向いていない子もいる!


通信教育が合わない子には共通点があります。

● 向いていない子の特徴

  • 学習の“始め方”がわからない
  • 気が散りやすすぎる
  • やる気が完全に外部依存
  • 親子で声かけがうまく回っていない
  • 自分の理解を言語化するのが極端に苦手
  • 課題が多いとパニックになる
  • プリント管理がほぼできない

こうしたタイプは、
家庭だけでの学習システム運用が難しく、
塾の“環境提供”のほうが上手くいきやすいです。


通信教育で伸びる子を育てる方法


①「時間」を決めるのではなく「タイミング」を決める

通信教育の継続に最も効くのは

  • 朝食後の10分
  • 帰宅後すぐの5分
  • 夕食前のすき間
  • 入浴の前の10分

など、「生活の流れに組み込む」こと。

“始めるまでが一番つまずく”
これを回避すれば勝ちです。


② 親が見るのは“量”ではなく“質”

×「今日何ページやった?」
○「今日どこが理解できた?」
○「どの動画がわかりやすかった?」

通信教育は「量」より「理解」が重要。

質を問う声かけをすると、
伸び方が別物になります。


③ 1週間で“積み残しゼロ”が最大のコツ

通信教育は溜まると一気に崩れます。

  • 月曜〜金曜 → 無理のない量
  • 土曜 → 積み残し整理
  • 日曜 → ごほうび日・リラックス

この流れがもっとも成功率が高い。

積み残しがゼロになると、
自己効力感が跳ね上がり、
翌月のスタートも軽くなります。


通信教育で伸びるには“仕組み作り”が大切!

通信教育は「親が教える必要がない」わけではありません。
正しく言うと、

“親が教える”ではなく “親が仕組みを整える” のが役割。

  • 毎日5〜10分で回る環境
  • 見守るだけでOKの学習導線
  • 子どもが選べる自由度
  • 成功体験が積みやすい構造

これさえ作れれば、
通信教育は劇的に力を発揮します。


まとめ:通信教育で伸びる子とそのポイント!

通信教育で伸びる子の特徴としては、


◎ 自分のペースで進めたい子

◎ 短時間集中型子

◎ 動画理解タイプ子

こんな感じの子ども達が通信教育で伸びる可能性が大きいです。

そして、家庭でのポイントとしては、

◎ 自走できるためのルール作り

◎ 子どもが通信教育を続けられるような成功体験

通信教育は、
子どもの「学び方を育てる」ための最強の土台にもなりえます。

ご家庭で効果的に取り入れて、お子様の学力を最大限に引き出してあげましょう!

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