通信教育を比較する前に、親が押さえるべきポイントはこれだけです(優先順位をつけて記事を読むと判断が速くなると思います)。
- 目的:学校レベルの“安定”か、思考力や受験準備か、先取りか。
- 学習スタイル:タブレット動画でOKか、紙で書く方が定着するか。
- 家庭の関わり度合い:親がサポートできるか放置で良いか。
- 費用感:月額予算と年一括のメリット。
- 継続しやすさ:教材の操作性・子どもの相性(動画好き/書く派/短時間派)
これを踏まえて通信教育で人気の
- スマイルゼミ小学講座
- 進研ゼミ小学講座
- 小学ポピー
- Z会
- スタディサプリ小学講座
この5社をガチで比較検討していきます!
目次
1.スマイルゼミ(タブレット中心)
特徴(公式要約)
- タブレット1台で学習を完結。自動採点・苦手分析→その場で対策を提示する仕組みが強み。学力診断テストや反復トレーニング機能がある。
料金(概観)
- 学年別の月額プランあり(学年が上がるほど高め)。専用タブレット代が別途必要(例:一括9,980円(税込10,978円)※12か月以上前提)。支払い方法で月額換算が変わる。タブレット代の未使用・短期退会時の追加請求ルールあり。
向いている子
- 動画や画面操作で理解が進む子、短時間で区切って取り組みたい子、タブレット学習に抵抗がない家庭。
強み(教育現場の目)
- 自動採点+即復習で“できる/できない”の見える化が早い。反復や診断を自宅で完結できるため、苦手の見逃しが少ない。
注意点
- タブレット依存になると“手を使って書く訓練”が減ること、また短期退会ルール(タブレット料金の取り扱い)に注意。タブレットに馴染めない子は逆に続きにくい。
2.進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)
特徴(公式要約)
- 紙教材とタブレット(チャレンジタッチ)を選べる。記述添削(赤ペン先生)や家庭学習の仕上げサポートが充実。タブレット版は提出→返却がデジタルで早い運用(最短翌日~約3日目安)。
料金(概観)
- 学年別の月額プラン。毎月払い/6か月一括/12か月一括の割引があり、12か月一括でかなり割安になる傾向。学年が上がるほど費用は増える。
向いている子
- 「紙で書く習慣を残したいが、添削やタブレットの利便性も欲しい」家庭。添削でドリルの記述力を伸ばしたい子に向く。
強み(教育現場の目)
- 添削(赤ペン)指導があることで“記述力の定着”が期待できる。教材の信頼性・蓄積が厚く、教科書準拠~定期的な復習までバランスが良い。
注意点
- タブレット版と紙版で体験感が違う。タブレットだけで完結させる場合、紙教材派の子には合わないこともある(紙+添削の安心感が欲しい家庭は紙コース検討を)。
3.小学ポピー(紙教材中心)
特徴(公式要約)
- 教科書準拠の“紙ワーク”で、基礎の定着に注力。無駄を省いたシンプル構成で、家庭学習初心者や塾に行かない層の補完に適する。デジタル補助(デジ・サポ)もある。
料金(概観)
- 月額は比較的抑えめ。学年別に差はあるが、紙教材中心のため総コストが読みやすい。例:4年生で月額約3,900円(年間一括で若干割安)など。
向いている子
- 学校の授業に合わせて基礎をしっかり固めたい子、紙のノートワークで学ぶのが効果的な子、親が目を通してサポートできる家庭。
強み(教育現場の目)
- 教科書に合わせて作られているので授業と完全に噛み合う。派手な機能がない分、続けやすく基本力が安定する。保護者向けの説明が充実していて、家庭でフォローしやすい。
注意点
- 発展問題や思考力を鍛える素材は控えめ(基礎重視)。中学受験対策や+αの思考力養成を求める場合は補助が必要。
4.Z会(紙+デジタルのハイブリッド、良問・添削が強み)
特徴(公式要約)
- 「良問」を多数用意し、思考力・表現力を本気で磨く設計。スタンダード/ハイレベルなど選べ、添削指導や丁寧な解説で“深く考える力”が育つ。タブレットコースも用意。
料金(概観)
- 教科数やコースによって差があるが、5教科セットで月額例:12か月一括で約9,980円/月(5教科・割引適用例)など。コースや支払方法で変動。
向いている子
- 思考力を伸ばしたい、記述や説明で深く学びたい、将来的に中学受験や高い学力を目指す子。自主性があり“解説を読み込む習慣”がつく子に向く。
強み(教育現場の目)
- 問題の質が高く、教員経験者から見ても「良問」が多い。添削の質も高く、記述力や論理的思考を伸ばす設計がされている。
注意点
- ハイレベルな分、親のサポートや子どもの自走力が求められる。難しさに挫折しないよう「無理のないコース選び」が重要。
5) スタディサプリ(動画+演習:コスパ重視の学び放題)
特徴(公式要約)
- 月額2,178円(表示価格・月払い)で小学〜高校の授業動画が見放題。短時間で要点を押さえる動画が中心で、演習・ドリルも提供(オプションで冊子・プリント等)。14日間の無料体験あり。
向いている子
- 低コストで動画授業を見せたい家庭、予習・先取りをしたい子、授業の補助的利用や親の学び直しにも最適。
強み(教育現場の目)
- コスパが圧倒的。プロ講師の“授業力”で短時間に要点が入るので、動画で理解が進む子には効く。年齢を超えた先取り・さかのぼり学習が容易。
注意点
- 授業動画が中心なので“書いて覚える・添削で伸ばす”という点は弱め。自宅での学習管理ができる家庭向け。
「どの教材が合うか?」通信教育選び方チェックリスト

以下の質問に「はい・いいえ」で答えていくと、最適候補が絞れます。
- 子が画面(動画)で学ぶのを好む → ◎ スマイルゼミ/スタディサプリ
- 家で親が細かく見る時間がある → ◎ ポピー/進研ゼミ(紙コース)
- 思考力や記述力を本気で伸ばしたい → ◎ Z会
- 予算が限られている・まずはコスパで始めたい → ◎ スタディサプリ
- 学校の授業と同じ流れで基礎を固めたい → ◎ 小学ポピー/進研ゼミ
- 添削で記述力を伸ばしたい → ◎ 進研ゼミ(赤ペン)/Z会
(回答によっては複数候補が出ます。例えば「動画好き+コスパ重視」ならスタディサプリ→タブレットでの学習習慣を作るのが合理的。)
申し込む前にやるべき“3つの現場チェック”(プロの習慣)
- 無料体験・資料請求を“子どもと一緒に”試す(教材の受け皿に子が反応するか観察)。
- 1か月単位で試す(返金/14日間無料などの条件を確認) — 早めに見切りを付ける判断基準を決める。
- 親の関わり方(毎日チェックするのか、週1確認で良いのか)を最初に決め、家族のルールにする。
【ケース別おすすめ(具体例)】
- 「学校の授業に合わせて遅れないようにしたい」 → 小学ポピー or 進研ゼミ(紙)。教科書準拠で復習がしやすい。
- 「短時間で習慣化、かつ画面で学びたい」 → スマイルゼミ or スタディサプリ。スマイルゼミは自動採点で弱点に即対策、スタディサプリは圧倒的コスパ。
- 「記述力・思考力を伸ばしたい/中学受験の土台を作りたい」 → Z会(添削+良問)。
通信教育は徹底比較して選んだ後も大事!元教員からの3つのアドバイス
通信教育の人気5社の比較記事はいかがでしたか?
教育のプロが集まって教材を作っているのですから、やはり5社とも素晴らしい内容になっていると思います。
この記事を参考にされてお子様に合った教材を選んでみてください。
ただし!
選んだ教材を生かさなくては元も子もありません。
そんな親のみなさんに元教員の私から3つのアドバイスを送ります。
- 教材は“習慣化”できるかを最重要視:内容が良くても続かなければ意味がない。まず「週3回10分で続くか」を基準に。
- 親の関わり方を先に決める:全部やってしまうと子が自走しない。最初は親がサポート→徐々に任せる流れを作る。
- いったん決めたら3ヶ月は様子を見る(ただし使えていないなら早めに変更):教材は“慣れ”の時間も必要。だが3ヶ月で全然回らないなら別の選択肢に切り替える勇気を。
お子様の未来をガチで明るいものにするために親子で一緒に取り組んでいきましょう!
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