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算数「速さ」が苦手…元教員が語る“つまずきの正体”とガチ克服法

高学年になると算数の相談の上位に必ず入るのが
「速さだけどうしてもできない」 という悩み。

これ、誇張じゃなく元教員の経験から言うと…

算数の中で“もっとも抽象的で、もっとも誤魔化しが効かない単元”。

逆に言うと、

理解の順番さえ整えれば一気に逆転できる単元でもある。

今日はその本質を、ガチでわかりやすく解説します。


目次

1. なぜ「速さ」は苦手になるのか?

——理由は“3つの概念を同時に処理する必要があるから”

速さの問題は、

  • きょり(道のり)
  • じかん(時間)
  • はやさ(速さ)

この3つを同時に扱う数少ない単元なんです。

しかも計算だけでなく、
文章の状況を 頭の中で動かす力(思考のワーキングメモリ) が必要。

しかも高速で。

これが高学年の子にとってメチャクチャ負担。

だから「計算はできるのに速さだけ苦手」という現象は普通に起こるんです。


2. 元教員が見た「速さが苦手な子」の3つの共通点


■共通点①

状況が“静止画”で理解されている

速さの問題は本当は「動く世界」。

でも苦手な子は、

  • 歩く
  • 自転車で進む
  • 車で進む

などの “動く様子”が頭の中で立ち上がらない

だから

  • 合流
  • 追いつく
  • すれ違う

などが問題文に出てくるとパニックになっちゃうんです。


■共通点②

公式だけ暗記して「意味」が曖昧

これが一番よくあるパターンですね

速さ=道のり÷時間
時間=道のり÷速さ
道のり=速さ×時間

これ「速さ」の勉強で出てくる公式なんですが、これを丸暗記してる子ほど文章問題が解けない。

理由は簡単で、

“何を道のりと考えていいのか”が判断できないから。

文章全体を読めばわかるけど、
公式だけ持ってても適用できないという状況が多発します。


■共通点③

単位がごちゃ混ぜになる

これも本当によくあるし、よくわかります。

  • kmとm
  • 時と分
  • km/hとm/s

特に高学年は 単位変換の不一致 が大量に発生します。

ここでつまずいた子は
“速さという概念そのもの”に苦手意識を持ってしまいます。


3.「速さ」の3大つまずきパターン


◆パターンA:

“問題のどこが道のりなのか”がわからない

例:家から学校まで1.2kmの道のりを自転車で…

ここで「1.2km」が道のりだと判断できない子どもが多いんです。

確かに日常生活の中でも「道のり」っていう言葉はあまり聞きませんしね。

特に文章が長いと混乱しやすいみたいです。


◆パターンB:

“続けて進む”と“戻る”の状況整理が苦手

往復問題になると一気に難易度がアップして子どもたちもギブアップ。

  • 行きは徒歩
  • 帰りは自転車

こういうパターンは教室でも9割の子がつまずきます。

説明する先生方にとっても非常にやっかいです。


◆パターンC:

“追いつく・すれ違う”の時間関係がイメージできない

  • 速い自転車が前の人に追いつく
  • 違う方向に進む2人がすれ違う

これらは動くイメージが必要で、
頭の中で時間を進められない子は混乱しやすいです。

分数でも図に描くことが大切といいましたが、速さでもイメージが大切です。


4. 今日からできる「速さガチ克服ロードマップ」

元教員ガチ勢が、
教室で“速さが苦手な子”にやってきた方法をそのまま家庭用にしました。


ステップ①:まず“公式禁止”で行く(概念ガチ固定)

最初にこれをやると劇的に変わります。

たとえばこんな問題:

家から公園まで1.2kmを15分で歩きました。速さ(分速)は?

この時にいきなり公式を使わない。

「1.2kmを15分で進んだら…1分ではどれだけ進む?」

と考えさせる。

これで“速さとは1分あたりに進んだ距離”がガチで腑に落ちます。

メンドイけど、ここをおろそかにするとイメージ化できずに前に進みません。


ステップ②:とにかく図を描く(世界観ガチ構築)

速さは100%図が効果的です。

文章問題を楽しく図式化できるとさらにグッド!

  • 家 → 学校
  • Aさん → Bさん
  • 距離を線で表す
  • 矢印で進む方向を描く

この視覚化だけで理解が別次元に変わります。

ちなみに元教員としては、

速さは図なしで解かせるのはいじわるレベル

と思ってました。


ステップ③:単位変換のシンプル練習(単位ガチ整理)

特にこれだけ押さえればOK:

  • 1km=1000m
  • 1時間=60分=3600秒
  • km/h⇔m/s の変換

高学年はここがズレるだけで点数が落ちちゃう。

単位をそろえるだけで正答率は本当に上がります。


ステップ④:“追いつく・すれ違う”は動かして理解(動きガチ体感)

例:
前にいるAさんに、後ろからBさんが追いつく。

これを図で

A →→→
 B →→→→→

と描いておいて、
Aさんが進む分も距離に含まれる
ということを視覚で理解させましょう。

これは図を描いて訓練していけば理解が深まっていきます。


ステップ⑤:短い文章→長い文章へ段階的に(負荷ガチ調整)

速さは文章量が増えると難度が跳ね上がります。

最初は2行の問題
→ 慣れたら4行
→ 最後に実戦問題

この順番が超重要です。

いわゆるスモールステップですね。


5. 親がやりがちなNGワード

  • 「なんで速さだけできないの?」
  • 「公式覚えればいけるって」
  • 「ちゃんと読んでよ」

速さは“読み”ではなく“状況理解”の単元です。

責められると「自分は算数苦手だ」と思い込みやすくなっちゃいますよ…


6. 元教員の本音:速さは“伸びしろの塊”

本当にその通りです。

速さが苦手=考える力がない
ではなく、

“イメージの作り方をまだ教わっていないだけ”。

この単元は

  • 図を描く
  • 単位をそろえる
  • 文章を状況で理解する
    この3つで一気に得点源になる。

実際、元教員時代は速さが苦手だった子ほど伸びましたよ!


まとめ

速さは「動く世界を図でとらえる」だけで一気に理解できる単元です。

  • 公式はあとでOK
  • とにかく図
  • 単位をそろえる
  • 動くイメージを固める

これをやると速さは
“苦手” → “得意” に本当に変わります!

【小学校高学年の勉強全般についてのお悩みまとめ記事↓】

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