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高学年の勉強で得意・不得意が出る理由とは?脳の発達と個性の関係!

高学年(4〜6年)は、学力の伸び方が急カーブで変化する学年です。
これまで同じように見えていた子どもたちが、
「得意な子はさらに伸びる、苦手な子は急に苦しくなる」
という“二極化”が、いよいよ本格化します。

ここで多くの親がつぶやくのが……
「あれ?ウチの子、なんか教科によって差がありすぎない?」
「不得意科目をなんとかしたいけど、親の負担が限界…!」

今日は、この“高学年からの学力差の正体”と、
元教員としての“親の負担を減らしながら伸ばす方法”を、ガチで解説していきます。


目次

1. 高学年で差が出るのは脳の発達にあった

元教員として断言します。
教科ごとの差が出はじめるのは「脳の発達」と「学習内容の変化」が重なるせいです。


①「思考の抽象化」が求められる教科が急に増える

高学年で扱うのは
・比
・割合
・速さ
・立体図形
・資料読み取り
こうした“抽象的な概念”ばかり。

低学年までは「たし算・ひき算」「漢字」「知識」など、
積み上げ型で努力が見えやすかったのに対し、
高学年では
“頭でイメージする力”や“論理で考える力”が問われるようになります。

当然、個人差が一気に出ます。


②脳の成長ペースに個人差が大きい

特に算数・理科の「空間認知」「論理思考」は成長時期に差が出ます。
小5で急に開花する子もいれば、中1で一気に伸びる子もいる。

元教員としてよく見たのは、
「小6で伸び悩んでた子が、中1の秋に突然わかり始める」
というケース。
(本当にガチでよくあります)

だから、今の“不得意”は「才能がない」のではなく、
“まだ発達のタイミングじゃない”だけということも多い。


③教科ごとに必要なタイプが違う

・算数 → 論理型
・国語 → 読解・言語型
・社会 → 記憶&ストーリー型
・理科 → 仕組み理解型

これらは
「努力」ではなく「向き・不向き」が強く出る教科構造になっています。

だから、得意・不得意が出て当たり前。

むしろ、高学年で差が“ゼロ”のほうが不自然なんです。


2. 親がしんどい“不得意教科の説明の難しさ”

高学年の親が一番困るのはここだと思います。

「説明しても伝わらない」
「そもそも教え方が分からない」
「親子でケンカになる」

これ、あなたの能力の問題ではありません。
現職教員でも、教材研究がなければ高学年の授業はうまくまわりません。


【高学年の説明が難しい理由】

①抽象概念を“目に見える形に置き換えて説明”する必要がある
→例)「時速50km」を視覚化する( 教員でも一番難しいスキル)

②子どもが「分からない理由」を特定しないと説明が空回りする
→例)子ども自身が「何が分からないのか分からない」ことが多い( 最難関の指導スキル)

③反抗期モードになると“内容以前の問題”になる
→ 親が関わるとさらに激しく反抗する


特に③は強烈で、
親が教えようとすると
「もういい!」「分かってるって!」
と不機嫌スイッチが入り、本来の得意も不得意も吹っ飛びます。

だから、親の負担が増えるのは
あなたのせいではなく、構造的にそうなる。
ここは心配しないでほしいポイントです。


3. 得意は“強化”、不得意は“最短で底上げ”が高学年の正解

元教員として一番お伝えしたいのがこれ。

不得意を完璧にしようとすると、全体が崩れます。

高学年で最も成績が伸びる子は、
「得意をとにかく伸ばして、不得意は必要最低限だけ押さえる」タイプ。


【元教員のガチ目安】

●得意科目

→ 伸ばせば伸ばすほど中学で圧倒的に有利
→ “成功体験の源泉”になる
→ 自信と主体性が生まれる

●不得意科目

→ 80点を目指さなくてOK
→ “最低限つまずかないライン”まででOK
→ 無理に引き上げると親子関係が壊れやすい


たとえば算数が不得意なら
・割合
・比
・速さ
この3つだけ最低ラインで理解できれば十分。

国語が不得意なら
・要点に線を引く
・段落ごとに言いたいことをまとめる
この二つだけでほぼ戦えます。

全部を上げようとすると、親の負担は100倍になります。


4. 得意・不得意の差を“武器”にする方法

ここからは、元教員1000人指導ベースで話します。

①得意教科は「仕入れ増やし」で伸びる

・本
・動画
・問題集
・会話
何でも吸収します。
ここは親のサポートが一番楽な領域です。


②不得意は「説明しない・怒らない・押し付けない」

不得意科目に親が深く関わるほど、ほぼ確実に
「怒る→泣く→進まない」
の黄金コンボになります。

家庭でやるべきは
・“どこでつまずいているか”だけ確認
・必要なら外部教材で補強
・日々は10分の軽いワークだけ

これでOK。


③外部の力を借りるのも立派な“家庭学習”

不得意の底上げは
・学習塾
・オンライン授業
・YouTubeの解説
・タブレット教材
こうした“外の手”を使うとめっちゃ楽になります。

元教員としても、
不得意は親が直すよりプロに任せたほうが早いし、親子関係も守れる
と強く思っています。


5. まとめ:得意・不得意は個性と捉える!

高学年になった証拠です。
脳が発達してきた証拠です。
中学に向けて順調に“個性”が育ってきている証拠です。

得意が伸びるスピードはすさまじく、
不得意は“最低ラインさえ押さえればOK”。
これが高学年の学習の大原則。


6. 親が今日からできる“ガチ3ステップ”

①得意教科を決めて、そこにリソース3倍

→ 子どもが一番伸びる部分を強化

②不得意は“つまずきポイント”だけ把握

→ 全部を救う必要はない

③外部の力を惜しまない

→ 親の負担が激減、子どもも素直に学ぶ


最後にひと言。

高学年は、子どもの学力も心も大きく変わる時期。
悩んでいる時点で、もうあなたは“我が子の成長を真剣に考えるガチ勢の親”ですよ!

【小学校高学年の勉強全般についてのお悩みまとめ記事↓】

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